名古屋市科学館

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令和5年度 博物館実習の成果について

実習期間

令和5年7月29日(土曜日)から8月6日(日曜日)まで合計8日間

ただし、休館日(7月31日(月曜日))を除く

 

受け入れ実習生

高知大学    1名

信州大学    1名

筑波大学    2名

東海大学    1名

同志社大学   1名

名古屋芸術大学 1名

広島大学    1名

三重大学    2名

名城大学    2名

八洲学園大学  1名

琉球大学    1名

合計     14名

 

実習内容

 学芸員より各分野における展示、実演、講座教室、展覧会等について座学による説明や模擬実演等を行い、学芸員として必要な知識・技能・態度を学んだ。また、学んだ内容を活かし、実習生自らが所属大学にて行っている研究内容を紙芝居にし、来館者に読み聞かせをするイベントを行った。以下に、一部を紹介する。

(1)学芸員(工学)による実習

 開館当初からある常設展示品「歯車」に対して、展示の意図が来館者に伝わっていないと感じる箇所を取り上げ、それを解決する新しい展示プランを検討する実習を行った。学芸員の想定以上の課題点が実習生よりあがり、各自が独創的なアイデアで展示改修を検討した。

(2)学芸員(天文)による実習(写真1)

 プラネタリウムの仕組み、座席、解説など細かいところまで学芸員の工夫とこだわりがつまっていることを座学にて学び、プラネタリウムを見学した。その後、常設展示における学芸員のこだわりポイントを探す実習を行った。

(3)イベント企画「博物館実習生による科学紙芝居」(写真2,3)

 実習生が自身の研究内容をわかりやすく紹介する紙芝居を制作し、来館者へ読み聞かせを行った。紙芝居は、研究背景から、実際に自分で行っている実験や調査の様子、今後の展望などをストーリーとし構成し、子どもも楽しく理解できるよう専門用語は1つに絞るなど明確化する工夫を施し制作した。また実習生同士で読み聞かせの練習を行い、分かりにくい部分などを話し合い改善していた。イベント当日は、幼児から小学生、一般の方と様々な方が会場に足を運んでくださり、来館者に合わせて読み聞かせの難易度を変えながら実演していた。

 

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写真1 学芸員(天文)による実習

 

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写真2 イベント企画「博物館実習生による科学紙芝居」会場風景

 

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写真3 イベント企画「博物館実習生による科学紙芝居」実習生

 

 

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