TOP(科学館について) > ボランティア > ものづくりボランティアについて > ものづくりボランティア作品紹介:かべぬけスノーマン
記事掲載: 2016年04月17日
記事更新: 2025年03月17日
「かべぬけスノーマン」は、偏光板の作用によって箱の中央部分に仕切りの壁があるかのように見える、ふしぎな箱を作るものづくりです。 この「かべぬけスノーマン」には、合計4枚の偏光板が使われています。向かって左側の偏光板2枚(手前と奥)は、偏光板を同じ向きに取り付けてあり、光が通過するため、箱の向こうまで透けて見えます(右側の2枚も同様です)。しかし、左側と右側の偏光板の向きは、90°ずらすように取り付けます。そのことによって、左側と右側の偏光板が重なって見える部分は光が通過せず、真っ黒な壁があるように見えてしまうのです!今回のものづくりは、完成した後でも箱を分解して中を簡単に見ることができるように工夫してあります。そのおかげで、子どもたちは偏光板の不思議な作用について繰り返し深く考え、確かめることができました!