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国際宇宙ステーション(ISS)の見つけ方

名古屋近郊での、次回の夕方の好条件通過は10月中旬になります。近くになり軌道が定まってきたところで予想図を出します。お楽しみに。

  

10月12日 18時45分頃から約1分間 最大高度20度 北→北西へ高くなる
10月14日 18時36分頃から約3分間 最大高度50度 北西→北東
10月15日 17時44分頃から約6分間 最大高度26度 北西→北→東
10月16日 18時29分頃から約4分間 最大高度55度 北西→西→南東
10月17日 17時36分頃から約6分間 最大高度66度 北西→ほぼ真上→南東
10月18日 18時23分頃から約2分間 最大高度19度 南西→南へ低くなる
  

  

    過去の見え方の記録はこちらです。 

  
   名古屋の予報はこちらでも見られます。「きぼう」を見よう JAXA の名古屋 

   他地域の方はこちらから地域指定でご覧ください。 「きぼう」を見よう JAXA 

   油井宇宙飛行士のツイッターはこちらです。

 

 国際宇宙ステーションは、肉眼で見られます。

 国際宇宙ステーションは上空400kmもの上空を周回しています。ですから、その形が見られる訳ではありませんが、光る点がゆっくりと空を通過していく様子を肉眼で楽しむことができます。見え方は高空を飛ぶ飛行機に似た感じです。ただし点滅を繰り返したりはしません。また、流れ星が光るのは、1秒以下と短時間ですが、国際宇宙ステーションは、数分かけて光の点がゆっくりと空を横切って行きます。ただし雲よりもずっと上空ですので、晴れている必要があります。晴れていさえすれば、1等星より明るいので街中でも十分に楽しめます。天候や太陽電池パネルと太陽と自分との位置関係によっては、−2等星(シリウスより明るい)に明るくなるときもありますので、お楽しみに。

 

高感度カメラで撮影した 国際宇宙ステーションの通過です。中央右から上に向けてゆっくり動く光の点が宇宙ステーション。画面左下の明るい光は月(月齢6.1)です。2分すぎに左から見えてくる明るい星は木星(-2.7等級)。最後にピカピカと点滅して動いていくのは飛行機です。YouTubeのサービスを利用しています。

 

 2014年10月28日の宇宙ステーションの通過です。画面に対して右から左に移動す­る様子を追いかけています。時々月や星が見えているところで横の動きを止めていますので、宇宙ステー­ション自体の動きがわかると思います。
特殊な高感度カメラを使用しているので、肉眼よりもよく見えています。途中、明かりが­点滅している飛行機も写っていますので、比較してください。横方向の視野が約15°で­す。1分あたりで横方向にいて座の南斗六星が収まっているシーンがあります。
今回の通­過は南へ遠ざかる向きでしたので、最後はだんだん暗くなって消えます。最後にカメラの­感度が分かるよう街並みや月と火星を写しています。一番最後はレンズの絞りを絞って終­了です。

 

20111216_iss_s.jpg

名古屋市科学館上空を通過する宇宙ステーション (魚眼レンズ  F5 ISO800 4秒露出 28枚合成)

 

国際宇宙ステーションが見える訳

 国際宇宙ステーションは自分では光っていません。太陽の光を反射して見えています。約90分で地球を周回する国際宇宙ステーションは昼間にも日本上空を通過していますが、この時には空も明るいので見えません。深夜は、空は暗くなりますが、宇宙ステーションにも日が当たらないので見えません。そこで図のように、宇宙ステーションに日が当たっていて、地上は夜になっている夕方や明け方に見える訳です。ただし、まずは、晴れていないといけません。なぜなら雲の高さはせいぜい10kmですが、宇宙ステーションは400kmもの上空を周回しているからです。

 

国際宇宙ステーションが見える訳

 

   

 なぜ、直前にならないと詳細予報が出ないのですか?

 国際宇宙ステーションは頻繁に軌道の修正を行なっています。これにより、通過時間帯や方位高度が変わります。さらに条件が良かったはずの日が悪くなったりその反対もあり、通過日が変わって見える場合もあります。そこで日にちが近くなったところで、方角高さなどの文字情報で見える日の目安としていただき、軌道確定のめどが付いた所で図による詳細予報を出すようにしています。とはいえ、直前に軌道変更が入る場合もありますので、通過時刻の10分前には見始めるのがオススメです。


宇宙ステーションの高度の変化(英語、縦軸が高度、横軸が年月です) 

宇宙ステーションの軌道要素(英語、ここで軌道変更の予定をチェックしています)

 

 

 他のwebサイトと時刻等が少し違う時があるのはなぜですか?

 

 インターネットで関連の情報を比較すると、同じ通過を同じ場所から見上げた場合の時刻や方角が少し違う場合があります。これは予報に対するのポリシーの違いです。

 

 まず地平線付近から昇ってくるような場合は、見え始めは遠くて暗いので地平線から昇る時刻ではなく、見え始めてくるであろう少し遅めの時刻を表記し、図もそのようにしています。見え終わりも影に入ってすっぱり見えなくなる場合と、遠くに去っていってだんだん見えなくなる場合で、調整をしています。基本、普通に見上げた方にちょうどいいように予報しているのです。

 

 次に、当館では上記の軌道の修正について、NASAで公開されている予想の軌道要素(未確定)も参考にしながら、修正があった後もその前の予報との変化ができるだけ少なくなる方法の予報をしています。一方、未来予想の軌道要素(あくまで未確定)ではなく、確定している現在の軌道要素で先々の予報をするという考え方もあります。後者の予報の場合、修正があると明確に時刻や方位、時には見える日にちも変化します。

 

 当館では修正以前に予報を見た方も当日できるだけ見ていただけるようと考えて前者を採用しています。それでも軌道を大きく変える場合には、修正作業がうまくいかなくて予定ほど軌道が変わらなかったなどの不確定要素があるので、余裕を持ってご覧下さいね。

 

 国際宇宙ステーションからはどう見えていますか?

★若田宇宙飛行士が国際宇宙ステーションから名古屋を撮ってくださいました!

こちらをご覧くださーい(^^)/ (下が北になっています)

 

 

若田宇宙飛行士のツイッター

星出宇宙飛行士のツイッター

古川宇宙飛行士のツイッター

日本の夜景 南西から、手前が関西、中央が中部、遠方に関東平野が見えています。


野口宇宙飛行士のツイッター 野口宇宙飛行士は名古屋付近を拡大して撮影して下さいました。

名古屋の昼間 左が北。中央の緑が名古屋城。やや右に名古屋市科学館も見えます。 

名古屋の夜間 上が北。左下が大阪、右上が名古屋です。

  

 

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