TOP(科学について調べる) > 天文情報 > 天文ニュース > 金星が見頃です_2019-2020
記事掲載: 2020年04月23日
記事更新: 2025年03月17日
●上の図は日の入りから30分後、ちょっと暗くなってきて金星が見え始める位置です。金星の明るさはマイナス4等級と並の1等星の100倍もの明るさがあり、夕焼けに染まった明るい空をバックに、チカッと白く輝いて見えてきます。5月24日には、近くに細い月が並びます。5月の金星は日に日に見える位置が低くなっていきます。
この頃の日の入りは19時頃です。スッキリ晴れていれば日の入り頃から見えてきますので、いよいよ見納めの一番星探しをお楽しみください! 図はクリックすると大きくできます。
●上の動画は太陽と地球を基準とした金星の満ち欠けのしくみを表したものです。金星は月と同じように太陽に照らされて光っています。月よりもずっと遠いので肉眼では鋭い点ですが、望遠鏡を使うと満ち欠けしている姿を見ることができます。
●上の図は、2019年から2020年にかけての地球と太陽に対する金星の位置と、それによる満ち欠けを表したものです。2020年6月4日を境に、宵の明星から明けの明星に移ります。
●名古屋市科学館では、開館時間中に屋上天文台を公開し、晴れた日には昼間の星を見ていただいています。ただしこの春の名古屋市科学館は新型コロナウイルス対策のため臨時休館しています。そこで休館中の「昼間の星をみる会」を、YoutubeLiveでの「バーチャル昼間の星をみる会」として開催しました。名古屋市科学館公式Youtubeチャンネルで録画をご覧いただけます。