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金星が見頃です


2013年の金星の見頃は終わりました。

昼間の星をみる会では、今後も欠けた金星をご覧いただけます。

1月下旬からは明け方の空に見えるようになります。

以下は過去の情報を含みます。

 

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P1060999_m-crop.jpg10月26日17時34分 50mm相当 F1.9 IS0400 DMC-LX7
夕焼けの上に見え始めた金星(日の入り30分後)

 

日の入り直後に宵の明星「金星」が見られます。
 下の図は日没30分後(ちょっと暗くなってきたなぁという時間帯)の金星の位置です。このように夕方の空に見える「宵の明星」として年末まで楽しめます。12月中旬ですと、17時ごろになります。明るさは1等星の約100倍もある-4等星ですから、晴れていて、ビルや山などに隠されていなければ、街中でもどこでも見られます。今シーズンの金星は、夕暮れ時の高さは変わらずに、日が沈む方角が南に移るにつれて、金星の見える位置も南に移動していきます。そして、年明けには低くなって見えなくなります。 

  kinsei_2013.jpg

kinsei_ake_yoi.jpg「宵の明星」と「明けの明星」
 地球と太陽を基準として、図の左側に金星がいるときは、太陽が沈んだ後、金星が空に残ります。これが「宵の明星」です。反対に図の右側に行くと、太陽が沈む前に金星が沈んでしまいますが、反対に太陽が昇る前に金星が昇ってきます。これが「明けの明星」です。

  

 

 

kinsei_michikake_2013.jpg

 

金星の満ち欠け
 先ほどの太陽・金星・地球の図に、その位置に来る(来た)日付や写真(一周前のもの)を入れてみました。3月26日に外合(地球から見た時、太陽の向こう側で金星と太陽とすれ違うこと)をすぎて、図の左側に金星が来ています。2014年1月11日には内合(太陽の手前側ですれ違うこと)を迎えます。この外合から左側そして内合までの期間、金星は「宵の明星」として夕方の空に見られます。

 太陽から最も離れて見える位置を「最大離角」と言います。今回は11月1日。空で太陽より東側に離れるので、東方最大離角と言いますが、見えるのは太陽が沈む西の空。定義なので仕方ないですが、ちょっとややこしいですね。

 前回、2012年6月6日の内合は、金星と太陽がピタリ重なる金星の太陽面通過が起きました。右下にその時の写真が入れてあります。金星の太陽面通過の記録はこちらです。

 

プラネタリウムと観望会
 11月のプラネタリウム一般投影のテーマは「宵の明星」で、金星の見え方について解説していました。12月のテーマは「星の写真にチャレンジ!」です。携帯などのカメラでチャレンジするのにもっともいい天体の一つとして紹介しています。

 また、金星の満ち欠けの様子は、名古屋市科学館の「昼間の星をみる会」でご覧ください。晴れていれば、図に入れてある写真のような形の金星をご覧いただけます。特に最大離角から内合前後の細い金星はとても印象的です。月2回のペースで行なっており、その時ごとの金星の形の変化が面白いです。昼間の星をみる会のスケジュールはこちらです。事前申込みは不要です。晴れた日にぜひお越しください。

 

 

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