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月と木星が並びます

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 先月に引き続き、宵空で月と木星が並びます。4月14日の宵、西の空を見上げてみてください。月齢4の細い月の斜め上にひときわ明るい星が見えたら木星です。翌15日には、位置関係が逆転して細い月が向かって左上、木星が右下となります。 月と木星の間隔は、うでをいっぱいに伸ばしてみた時の指3本分ほど。15日はそれよりやや離れます。いろんな角度の測り方はこちらのパンフレットの7枚目をご覧ください。

 

 月も木星も携帯のカメラ等で写るくらいに明るいので、ぜひチャレンジしてみてください。 

 

 

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  夜空ではまさに並んで見えるのですが、実際には木星のほうがはるかに遠くにあります。2013年4月中旬時点での距離は、地球と月が約40万kmであるのに対し、木星は8.4億kmとまさに桁違い。約2000倍も遠いのです。

  さらに木星のすぐ下に見える一等星、おうし座のアルデバランは67光年。これは秒速30万kmもの高速で飛ぶ「光」が届くのに67年もかかるという距離です。1光年は9.5兆kmですから、640兆km。アルデバランは木星に対してなんと約80万倍も遠くにあるのです。

 何気ない天体のすれ違いの背景には、宇宙空間の広さによる奥行きがあります。これだけ距離の違う天体がちょうど同じ方向に並んで見えるということが、とっても貴重なことに思えます。3つとも明るい天体ですから、晴れていさえすれば街中でも、何の道具も無しにご覧いただけます。両日とも晴れると良いですね。

 

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