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記事掲載: 2013年11月26日
記事更新: 2013年12月01日
◯彡太陽観測衛星の中で、アイソン彗星の近日点通過を捉えることができる広角・高感度の カメラを持った衛星は3つ。SOHO衛星とSTEREOプロジェクトのAhead衛星、Behind衛星です。上の図のように地球側と反対側から太陽を観測しています。
◯彡このページはそれぞれの衛星のライブ画像へリンク集です。アイソン彗星が壊れたりせずに、立派な尾を見せてくれるよう祈りながら見守りましょう。見えていたら黄色い文字で表示します。
◯彡12月1日現在、すべてのカメラの視野から外れました。小さな核や残骸は残っているでしょうけど、肉眼で見えるような明るさで見られるものではありません。研究者やハイアマチュアの方は別として、一般のみなさんは次の良い彗星を待つことにしましょう。
みなさんは太陽に絶対、望遠鏡、双眼鏡、カメラレンズなどを、
向けてはいけません! 失明の危険があります。
ライブ映像の元ページ(英語) SOHO STEREO 位置予測の元ページ(英語) STEREO
◯彡太陽観測衛星SOHOの画像
左 :アイソン彗星の通過予測 |
◯彡STEREO・Behind衛星のCOR2カメラ 上:ライブ映像 下:アイソン彗星の通過予想 11月26日(左下)から30日(右上)へ 1時間おきの位置です。 | ◯彡STEREO・Ahead衛星のCOR2カメラ 上:ライブ映像 下:アイソン彗星の通過予想 11月28日(左下)から29日(左上)へ 1時間おきの位置です。 |
◯彡STEREO_Ahead衛星HI1-Aカメラのライブ映像 視野の外へ出ました。 中央やや左の明るい点は地球。その左上のもう一つは水星です。いずれもカメラの感度に対して明るすぎるため、縦に筋がでています。
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左のカメラでのアイソン彗星の通過予想。
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◯彡STEREO・Ahead衛星HI1-Aカメラの動画映像 中央下で尾を左にひいているのが、 左の図をクリックして下さい。
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