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2013年8月12日スピカ食

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★2013年 8月12日夕刻に「スピカ食」が起きました。

 

 「スピカ食」とは、おとめ座の一等星スピカの前を月が(向かって右から左へ)横切る現象です。食が起きている間はスピカが見えなくなりますので、見どころは、食の前後のスピカと月が寄り添って見えている時なのですが、今回は空の明るい時間帯に起きるもので、条件はもともとよくありませんでした。

 

 名古屋では18時43分に月の影の側にスピカが隠れました。その時点はちょうど日の入りの時。残念ながら空が明るくてスピカ自体が見えない条件です。

 

 そして19時23分過ぎに月の明るい側(上右のほう)から出現しました。この時の地平高度は22°。当日、名古屋はきれいに晴れて、双眼鏡などを使うと、出現以後の様子を見ることができました。上の写真は19時33分の写真で、双眼鏡で見た雰囲気に仕上げたものです。この時、肉眼では月が眩しくてスピカを見ることは難しかったです。

 

 下は各段階の記録写真です。向きは地平線基準です。矢印のところにおとめ座のスピカが、かすかに写っています。潜入時はまだ日の入前で空が明るかったことが背景の空の色からもわかります。

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 EOS 40D  200mmF2.8  2Xテレコンバーター からトリミング。F4  ISO 400 潜入1/200s 他 1/125s 露出

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