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惑星大集合_2018

この夏は、金星、木星、土星、そして大接近中の火星が勢揃いします。月も毎月めぐってきますので、難易度の高い水星をのぞく日月火木金土を日の入りからしばらくの時間帯で一気に見ることができるのです。金星、木星、土星、火星はとにかく明るいので、市街地でも肉眼で目立って見えています。

この惑星大集合は、特別なその日だけというものではありません。このページでは半月毎に星図を更新していきます。一番近い日の図を参考に探してみてください。

20180701.jpeg 西の空に宵の明星・金星が目立ちます。南の空には木星、南東の低空には土星が見えます。
火星は21時すぎに東南東から昇ってきて、22時、23時には南東の空で、ひときわ明るく赤く輝いています。

20180716.jpeg 西の空に宵の明星・金星が目立ちます。16日には、月齢3の細い月と金星が並びます。
南の空には木星、南東の空には土星が見えます。火星は20時すぎに東南東から昇ってきます。21時すぎに南東の空で、とても明るく赤く輝いている星が火星です。

20180801.jpeg 西の空に宵の明星・金星が目立ちます。南西の空には木星、南の空には土星が見えます。
火星は南東に見えます。今回の最接近日は7月31日ですが、この日だけ急に明るくなったりはしません。このころの火星は、群を抜いて明るく赤く輝いています。

20180815.jpeg 8月15日には図のように月齢4の細い月と金星が並びます。西から金星、月、木星、土星、火星が勢揃いします。
月は黄道のあたりを日を追うごとに西から東に移動していきます。図の15日以外にも、14日には金星、17日には木星、21日には土星、23日には火星と並びます。

20180901.jpeg 火星は南南東に見えます。最接近日から1ヶ月たちましたが、まだまだ火星は、群を抜いて明るく赤く輝いています。

20180914.jpeg 9月14日には図のように月齢5の細い月と木星が並びます。西からひときわ明るい金星、月、木星、土星、火星が勢揃いしています。
月は黄道のあたりを日を追うごとに西から東に移動していき、17日には土星、20日には火星と並びます。

20181001.jpeg 火星は南の空に見えています。最接近日から2ヶ月たち、夏の頃の群を抜いた明るさはありませんが、十分に目立って赤く明るく輝いています。



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