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2021年ノーベル賞

 

みなさんこんにちは〜!!学芸員のこうすけです!!

 

今年も早いものでこの季節になりました、2021年ノーベル賞です。

先日、科学3賞の生理学・医学賞、物理学賞、化学賞が発表されましたね。

 

今年の受賞研究は、意外な研究が多かった印象です。特に驚いたのは、物理学賞ですよね。

地球科学、それも気象学に関する研究にノーベル賞が与えられたのは初めてであり、学生時代に気象学を専攻していた当館の学芸員もとても喜んでいました。さらに、化学賞も「有機」触媒の研究でした。ここから察するに、昨今のSDGsなどの世界の取り組みに対するノーベル財団からのメッセージなのか!?なんて思ったりするのは、私だけでしょうか?

 

何はともあれ、せっかく世界で称えられた研究に触れるチャンスがあるのですから、科学館もその学びをお手伝いします。理工館6階「話題の科学」コーナーにて、各研究のざっくりとした内容を10月16日(土)よりパネルで紹介する予定で絶賛制作中です。

さらに物理学賞に関しては、受賞研究や気象学の知識なども合わせた、さらに詳しい解説を現在学芸員が準備中です。こちらは授賞式が行われる12月上旬までには、同じく話題の科学のコーナーで紹介できると思います。

ぜひ、科学館に来た際は、理工館6階「話題の科学」コーナーへお立ち寄りください。

 

 

各賞の詳細は、ノーベル財団の公式サイトで紹介されています。英語で書かれているので、読むのはとても大変ですが、ぜひチャレンジしてみてください!!

  

生理学・医学賞「温度と触覚の受容体の発見 "for their discoveries of receptors for temperature and touch."

ノーベル財団公式サイト(https://www.nobelprize.org/prizes/medicine/2021/summary/

 

物理学賞「複雑系物理システムの理解に対する画期的な貢献 "for groundbreaking contributions to our understanding of complex systems"

ノーベル財団公式サイト(https://www.nobelprize.org/prizes/physics/2021/summary/

 

化学賞 「不斉有機触媒の開発 "for the development of asymmetric organocatalysis."

ノーベル財団公式サイト(https://www.nobelprize.org/prizes/chemistry/2021/summary/

 

 

 

学芸員 山田 こうすけ

 

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