名古屋市科学館

展示作品の狙い

　普段は「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」として使っていますが、各種講演会などの科学に関する行事を実施する際には、大型プロジェクタが利用可能なレクチャーホールに変身します。最新の設備と落ち着いた雰囲気の中で、様々な科学普及を図っていくねらいがあります。

知識プラスワン

【可動式観覧席】
　展示ホールをレクチャーホールに変身させるためには客席を配置する必要があります。客席は普段スクリーンの反対側の壁面内に収納されており、ボタンひとつで移動させて210席の階段状観覧席をつくりだすことができます。

【大型映像プロジェクタ】
　サイエンスホールには、400インチの大型4Kプロジェクタと３台のプロジェクタが設置されており、様々な映像を重ねて投影することができる設計となっています。通常は、大型4Kプロジェクタのみを利用したレクチャーや映画上映などが可能なホールとして活用しています。プロジェクタは天井に設置されており、演者がスクリーンから３m離れていれば影ができないような位置にしてあります。