海面上昇の図について

このサイトで掲載している海面上昇の図は、国土地理院発行数値地図50mメッシュのデータをもと にして作成したものです。
このデータの精度については、数値地図CD-ROM内の説明に以下のようにあります。

数値地図の精度について

標高値は、0.1m単位となっていますが、これは0.1mまでの精度を保証しているわけではあり ません。  このデータは、1.概要でも述べたように、2万5千分1地形図に描かれている等高線を基に作 成されています。

 一般的に、2万5千分1地形図の等高線は、10mおき(平地では最小で2.5mおき)に描かれて います。この等高線自身が標準偏差で最大5mの誤差を持ち、その他に、データ処理の過程で 生じる誤差があります。
従って、補間計算された標高値は、これらの誤差を含むことになりますので、御利用の際には、 この点を御了承願います。

したがいまして、当館が作成した図につきましても相応の誤差が含まれており、海面上昇が生じた 場合の大まかな地形について見るためのものであることをご了承ください。

また、「濃尾平野の0mから2.5mまで図が一緒じゃないか?」というご質問を受けることがあります が、濃尾平野のとくに南西部には、標高が0 メートルまたはそれより低い、いわゆる0メートル地帯 が広がっております。
このため、数メートル内の海面上昇に対しては、図がほとんど同じになってし まいますが、データ処理のまちがいなどではありません。

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