名古屋市科学館

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科学館開館50周年を迎えて

 平成24年11月3日、名古屋市科学館は開館50周年を迎えました。この日、50周年を記念いたしましてプラネタリウムドーム「Brother Earth」におきまして開館50周年記念式典を執り行い、多くのお客様にお越しいただきました。誠にありがとうございます。

 

 名古屋市科学館は、市政70周年記念事業として昭和37年11月に白川公園に誕生しました。その後、昭和39年11月に理工館が、平成元年4月に生命館がそれぞれ開館し、わが国有数の総合科学館として、50年間で約2840万人もの皆様に、生涯学習の場、そして教育活動の場としてご利用をいただきました。

 

 また、昨年3月には、老朽化していた天文館・理工館を改築して新館を整備し、おかげさまで今年7月には早くも新館開館から200万人目のお客様をお迎えすることができました。市民の皆様を始め、多くの方々からの期待と応援に科学館が支えられていることを、改めて実感しているところでございます。

 

 新館開館後の科学館は、世界最大のプラネタリウム「ブラザーアース」を始めとして、名古屋市が国内さらには世界に誇るべき様々な展示を備えました。加えて今年7月には、全国の科学館としては初めてJAXA(独立行政法人宇宙航空研究開発機構)と宇宙航空分野に関する普及啓発について連携協定を締結いたしました。わが国の最先端をリードする研究機関と連携を深め、第一線で活躍する人々との交流や最新の映像・データを紹介することなどにより、この地域の科学教育にさらに貢献してまいりたいと考えています。

 

 これからも、科学館ではお客様が「みて、ふれて、たしかめて」科学への興味をもつきっかけを提供していくことを目指してまいります。

 

 今後とも、科学館に皆様の格別のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

平成24年11月3日

名古屋市科学館 館長 石丸典生

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