TOP(科学館を利用する) > 催し物案内 > イベント > 「やっとかめ文化祭」辻狂言を科学館で上演します!
名古屋の歴史と文化の魅力を発信する「やっとかめ文化祭」。名古屋が受け継ぐ本物の伝統と文化を、のべ500人以上の出演者が披露する大規模なイベントで、10月31日から11月24日にかけて、市内一円で開催されています。
このうち「辻狂言」は、国内初の、まちなかを舞台とした狂言の連続公演です。
平成25年11月9日(土曜日)
午後3時から午後3時40分
名古屋市科学館 エントランスホール
(科学館に入館されない方も、ご覧いただけます)
萩大名(はぎだいみょう)
松田高義、野村又三郎、伴野俊彦、野村信朗
狂言は、庶民的で娯楽性の強い芸能です。現代でいえば爆笑コント、思わずクスッと笑ってしまうような小話を狂言師が演じます。そして「辻狂言」は、江戸時代、一般庶民を対象に、人が大勢集まる街角や道端、寺社の境内などで行われていた「辻能」にならって、狂言を現代のまちなかに復活させようという試みです。
訴訟で長期在京中の大名が勝訴し、帰国することになりました。今日は冠者の勧めで清水の観音様へお礼参りと参道の茶屋で亭主自慢の庭見物。ところがこの庭先では、名物の萩の花について即興の和歌を詠むのが風流人のならい。和歌など詠んだことのない主人に、太郎冠者は用意の和歌を教えますが、物覚えの悪い大名にはとうてい無理な相談です。そこで究極のカンニング作戦…。「はるか遠国の大名」は実は無教養な東国の田舎大名です。