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七夕_2016

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 七夕の「おりひめ」と「ひこぼし」が見頃です。


 2016年8月9日は旧暦七夕でした。8月になっても織姫と彦星は夜9時頃東の空高くに見えています。一等星ですので、街中でも十分見られます。新暦七夕は、なかなか晴れ間のない時期ですが、今年の場合は雲間からかろうじて織姫と彦星を見ることができました。

M_16-08IP.jpg 新暦の7月7日は梅雨時で、なかなか晴れません。名古屋市科学館ができてからの統計で、7月7日の夜半前におりひめとひこぼしが見えたのは22%しかないのです。でもわざわざ雨の多い時期に七夕をするのも変ですよね。これは暦の変更のせいなのです。

 七夕のお祭りが最初に行われた奈良時代から明治5年までの長い間、現在とは違う暦(旧暦)が使われていました。この旧暦と現在の暦(新暦)とは、全体に約1ヶ月ずれており、さらに毎年、約11日ずれます。旧暦での7月7日が現在の暦でいつになるかを計算すると、右の表のように、ほとんどが8月になり、さらに毎年ばらばらなのです。

 その結果、新暦では22%だった見える率が、旧暦ではこれが64%となります(協力:日本気象協会)。これは、5年に1回しか見えない新暦に対して、旧暦では3年に2回ですから、ずいぶん違いますね。

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 ただし、毎年七夕の日が違うのも面倒です。そこで全体が一ヶ月ずれているのだから、一ヶ月遅れ(月遅れ)にしましょうという考え方が生まれました。この月遅れ七夕は毎年8月7日となります。実はお盆が8月15日なのもこれと同じ考え方で、本来は7月15日がお盆の日付だったのです。七夕のお祭りはこの月遅れ七夕で行なわれるところが多いですね。

 というわけで、七夕は都合3回あるわけです。おりひめとひこぼしは毎晩見えていますから、この「七夕シーズン」のうちにぜひ見上げてみてください。


 なお、旧暦七夕にはかならず半月に近い月があり、月明かりでもともと天の川が見えにくい夜でした。おりひめとひこぼしが渡りやすいように思ったのでしょうか。今年の旧暦七夕、8月9日にも月齢6.6の半月に近い月が出ています。というわけで、街中で天の川が見えなくっても、七夕は十分お楽しみいただけます。

 

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