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記事掲載: 2012年12月14日
記事更新: 2013年07月20日
2012年12月13日 22時39分 名古屋市東区にて Canon EOS kiss-D 15mmF2.8 F4 15秒 ISO100
右上四角は流星部分の拡大、明るい星はシリウスです。クリックすると大きくなります。
★彡 12月13日の夜は期待通りの出現でした。14日の夜は13日の夜に比べると数は減りますが、普段の夜より流れ星が多いことには違いないです。ただし晴れていなければ見えません。14日の中部地方は天気が下り坂。名古屋中心部も曇ってきました。流星は雲よりずっと高い上空100kmほどでの現象ですので、曇ってしまったら見られません。もし宵まで晴れている地域の方は、夜半を待たずに見上げてみて下さい。 Yahooの星空指数はこちら
★彡 以下、13日以前の情報です。状況はそのとおりでしたので、そのままお読みいただけます。
★彡 寒い冬、街中でも星がきれいに見える時期になりました。冬の夜空を飾るふたご座流星群は、12月13日の深夜がオススメ。ほぼ一晩中、普段より多く流れ星が見られます。今年は月明かりの影響がなく好条件。この機会に、ぜひ本物の流星を見てみましょう。 13日の天気が思わしくなさそうでしたら、12日、14日の夜もその次にオススメです。いずれにしろ晴れないと見えませんので、天気予報で晴れの夜に見上げてみて下さい。 Yahooの星空指数はこちらです。
★彡良く晴れたとして、12月13日の夜中には市街地でも1時間に5個から10個程見られるでしょう。10個とすると6分に1個の割合ですね。さらにそれが自分がみている反対の方角かもしれません。そこで、できるだけ広い範囲を、楽な姿勢で、気長に見るのがコツです。
★彡 ふたご座流星群の流星は、宵空では東の空を中心に、夜中には真上を中心に四方八方に広がる向きに飛びます。向きは下の図のように、ふたご座から広がる向きですが、現れるのは全天のどこかです。東だけではなく、いろいろな方向を見てみましょう。
★彡 明るい流れ星をたくさん見るコツは、楽な姿勢で、長い時間見上げることです。望遠鏡は要りません。視野が狭くなって流星が見えなくなります。できるだけ視界が開けていて、まぶしいものが近くにない暗い場所が良いです。安全面と健康面(じっとしていると寒いです)には、くれぐれもお気をつけください。
★2012年 12月中旬深夜の星空です★
流星を待ちながら、冬の星座やまばゆく輝く木星をお楽しみください。