名古屋市科学館

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展示ガイド

デジタル式プラネタリウム

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展示作品の狙い

 1983年、アメリカのエバンス&サザランド社は、コンピューターの画面をCRT(ブラウン管)に表示し、それを巨大な魚眼レンズでドームに投影する、まったく新しいスタイルのプラネタリウムを発明しました。デジタル式プラネタリウム「デジスター」です。
 光学式プラネタリウムでは原理的に不可能な、全ての恒星の固有運動や宇宙旅行による星の位置の変化の再現ができ、さらにドーム内の任意の場所に、スペースシャトルなどの3Dオブジェクトをワイヤーフレームで投影できるという画期的なプラネタリウムでした。


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知識プラスワン

 本展示品は石川県の宇宙科学博物館「コスモアイル羽咋」に1996年に設置された「デジスター2」です。初期型デジスターとはコンピューター等が違いますが、特徴的な本体の形、内部レイアウトは初期型と同じです。この形のデジスターは全国に7ヶ所設置されました。2018年4月現在で稼働しているのは、北海道の釧路市こども遊学館のみとなりました。


【 参考資料 】

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