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常設展示フロア
理工館1階 展示品
ターボジェットエンジン (英訳)Jet Engine

展示品作成のねらい
1960年ごろに使われていた航空機のターボジェットエンジンの実物を展示しています。
<エンジンの詳細>
製造会社 General Electric
形式名称 J47-GE-27
圧縮機 軸流式12段
搭載機 F86-F 昼間戦闘機
圧縮比 5:1
タービン段数 1段
全長 3662mm
直径 1004mm
重量 1202kg
推力 2710kg
回転数(100%) 7953毎分


知識プラスワン
【ターボジェットエンジンとは】
ターボジェットエンジンは航空機に使われています。
「ジェットエンジン」とは、取り入れた空気を圧縮し、これに燃料を噴射して爆発させ高温・高圧の燃焼ガスを後ろに噴出、その反動で推進する方式のエンジンのことです。
また、エンジンから出てくる排気ガスは、同時にタービン(羽根車)を回します。すると同軸にある圧縮機も回転し、空気を圧縮して取りこむことになります。こういうしくみを「ターボ(ターボチャージャーの略)」といいます。(図参照)
【ジェットエンジンの開発】
ジェットエンジンの歴史は、1930年、イギリスのフランク・ホイットルが申請した特許から始まりました。一方、ドイツのフォン・オハインも独自に研究を進め、1939年にジェットエンジンを搭載した世界初のジェット機(ハインケル社製Heー178機)の飛行に成功しました。
それまでの飛行機といえばプロペラ機でした。しかしスピードが音速に近づくと、衝撃波によって高速で回転するプロペラが被害を受けてしまうため、限界がありました。ジェット機の登場によって、人類は音速を越えて飛ぶことが可能なったのです。
【ターボファンエンジン】
現代の旅客機には、さらに発達した「ターボファンエンジン」が使われています。ターボジェットエンジンの前部に巨大なファンがついたような構造をしています。
ファンにより取りこまれた大量の空気の一部は、圧縮機・燃焼室・タービンを通って排気されます。残りの大部分の空気はエンジンの周囲を通って後ろに排出されますが、これにより大きな推進力を得ます。ターボジェットエンジンより消費燃料が少なく騒音も少ないという利点があります。
参考資料
航空機のおはなし -アルバードかん太のイラスト解説- (1994年)成田博一(実教出版)
図解雑学機械のしくみ(1996年) 大矢浩史監修(ナツメ社)
メカニズム解剖図鑑(1995年)和田忠太(日本実業出版社)
エンジンはジェットだ!(1994年)吉中司(オーム社)
(生命館8階の情報資料室にありますので、ご利用ください。)